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平成8年、地元に伝わる奴奈川姫とウスの伝説を活かし、地域の活性化と住民のパワーの結集を目指して、町民の手作りによる世界一の大ウスが製作された。
第一回奴奈川大ウス祭り
(平成8年10月26日 能生町役場前)
大ウスは直径2.5m、重さ8tにもなり、櫓付きのものとしては日本最大級を誇る。杵とともに移動式の大櫓に組み込まれ、総勢200人もの人力で引き上げて豪快に餅をつく。一度で1俵のもち米を使い、つきあがるもちは約1,000人分にもなる。
“あいどり”も大掛かり
「奴奈川大ウス祭り」は、町民結束力や歴史・文化の感心度を高めさせたとともに、観光振興に多いに寄与したものとの評価を受け、平成9年度地域活性化大賞を受賞。
第6回地域活性化大賞を受賞
現在はマリンドリーム能生の巨大倉庫を本拠地とし、収穫を祝う秋に祭りが行われる。
祭りでは、古代の神々である奴奈川姫と出雲国の大国主命とのラブロマンスが奴奈川姫行列として再現され、二人の結婚を祝う形で盛大にもちつきが行われる。
巨大倉庫と大櫓
奴奈川姫行列の様子
(平成26年 マリンドリーム能生)
参加者にはつきたてのもちが振舞われる